いいかげんでちょうどいい

中年窓際貴族がお茶を一服お淹れします…

ゲイツ財団あるある


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国レベルのお金を動かして社会にインパクトを与えることができる、つまり、一定程度コントロールしているのがこういった財団なんだなあ、と。それが国であれば、様々な利害関係者があーでもないこーでもないと喧々諤々やりながら、しょうがないから、まぁ、このへんかなっつって、妥協点を決めていくっていう、それが民主主義ってことなんでしょうけど、こういった財団であれば、物事の意思決定権・判断権が特定の個人に委ねられてしまう、というのは紛れもない事実だと思う。

成田さんはそこをしつこく聞いているように思うんだけど、全然核心的な答えを言ってくれなくて、実現度が高いところにより予算がつく、まあそれはわかったんだけど、それはあくまで運用の話で、聞きたいのはその前段階の話、つまり、そもそもの課題設定の時点でファウンダーの「価値観」って反映されてるよね?と。

そして、私の邪推だとは思いますが、その「価値観」については、実務者である自分には関係がない、という感じに聞こえてしまった。というかむしろ、彼女は外部との窓口役として、外部の人達が、その真の意図にアクセスしてこようとするのを煙に巻いているように感じてしまった。

本来的にはファウンダーの価値基準・目指す世界というのは、それをこれから作り出していく実務者にまで理解が浸透していたほうが、実現しやすいのに、なにかそこが隠されるような仕組みになってるっぽいっていうかね。

そこ聞きたいんですよね。

一般的には引かれちゃうようなゲイツ財団ではあるあるな価値観とは?

って。